悩める人


「社長?どうなさったんですか」

社長室に入ってすぐ。机の上に何やら発泡スチロールの箱をおいて悩んでいる社長が目に入った。
最近は特に目立った問題は無かったはず。それにその箱は何なのか。お昼前までは無かったのに。
もしかして不審物?そんなものが何故ここに?千陽は恐る恐る近づいて理由を伺ってみた。

「さっきこれもろたんやけど」
「何方に?」
「昼飯食いに行った店のおっちゃん。ちょっとした知り合いなんやけど」
「魚介類ですか?」
「いや。なんちゅうか。これなんやけど」

箱をあけるとそこには亀。いや、正確にはスッポン。
捌かれている訳でもなくドンと1匹そのままの姿で居た。

「……」
「気持ちは嬉しいけどこんなんユカリちゃん捌けん。俺もスッポンはなあ」
「き、…気持ち悪っ」
「あれ。千陽ちゃんこんなんあかんかった?」
「良い訳ないじゃないですか。早く蓋を閉めてください」

生きているのかいないのか。
とにかく気持ちが悪いと千陽は口元を押さえ1歩2歩後ずさる。
早く!と急かされて慌てて蓋を閉める総司。

「これさ。要らん?」
「今のリアクションで何故そんな事を?要りませんよ」
「ほら。真守に食わせたら夜すごいんとちゃう?」
「セクハラで訴えられたくなかったらそれを私に押し付けようとしないでください」
「どないしたもんかなあ」
「店に持ち込めば捌いてもらえるはずです」
「それも考えたんやけど。問題は司なんや」
「司ちゃん?ああ、確かにグロいですもんね。捌かれた後のスッポンなんてそんな」
「今うちで亀飼うてるんよ。形も大きさも違うけどトラウマならんか」

パパが亀食べてる!とか言われて泣かれたりしたら総司としてもトラウマ。
これ以上娘に泣かれたり嫌われたりしたくない。
だからこれを貰った時に何度も断った。色んな理由を出して断った。
でも相手は総司に元気になってもらいたいとか何時もお世話になってるとかで
全くもって引いてくれず。押し問答の末結局受け取ってしまった。意外に押しに弱い総司。

「秘書課で誰か欲しい人に聞いてみましょうか。美容にとてもいいものですし」
「ほんま?よかった頼むわ」
「でも宜しいんですか?社長最近お疲れのようですし」
「ええんや。司に嫌われるような事は出来るだけ回避したい。
ただでさえ仕事ばっかりで遊んでくれへんケチなパパやって思われてるし」
「もっと大きくなれば理解してもらえますよ。司ちゃんは思いやりのあるいい子ですから」
「とにかく。コイツの処理は頼んだ。真守と2人で食べてもろてもええし」
「セクハラ」
「すんません」

とにかく、厄介なスッポンの処理は終わった。これで一安心。千陽や真守にせっつかれながらも
夕方まで職務を果たす。家庭で大きな問題が無い限りはやっと落ち着いてくれるようになった社長。
順調に進められている会社の流れに安堵するものは多く。真守も怒る回数が減った。それはいい事だけど、
その反面家庭で父親として子どもや妻と過ごす時間が減ってしまったのは誰が見ても明らかだった。
それを埋めるように真守や渉が司と遊んでくれている。最近では亀も司の相手をしてくれる。

「はい松前です」
『ああ、司か。お父ちゃんやけどママに代わってくれへん』
「わかった。ママ!ママ!パパから電話だよ!」

夕飯の準備を終えて渉に酒のつまみを出していたら司が大声で呼んできて。
総司からと聞いて何かあったのだろうかと受話器を取る。もう暫く彼からの電話はない。
前は朝も昼も夕方も関係なくかかってきたのに。でもそれが当たり前になりつつあった。
だから百香里はこんな時間に何かしらねと困った顔をしながらも内心ちょっと嬉しい。

「はい。百香里です」
『迎えに行くで一緒にお出でかけせえへん?』
「え?今夜ですか?いきなりですね」
『思い立ったが吉日って言うやろ』
「分かりました。じゃあ、下で待ってます」
『またメールするわ』
「はい」

唐突なお誘いに戸惑いながらもやはり誘ってもらえるのは嬉しい。
受話器を置いて振り返ると不思議そうな顔をして此方を見ている娘。

「ママうれしそう。パパになにかかってもらうの?」
「ちょっとパパとおでかけしてきてもいい?」
「うん。いいよ。でーとだ。でーと」

納得という顔でニコニコする司は自分の部屋に戻り亀の家を持ってくる。
ソファに座り膝にそれを置くと何やら亀に語り始めた。

「そんなベタベタ触るなばっちぃ」

それを不満そうに見ていた渉が無愛想に言う。

「ばっちぃくないもん。みどりは綺麗にみがいてるもん。ねーみどり」
「飯の前に亀触るの禁止つったろ。ほら、家に戻して手洗って来い」
「ユズこわーい。ねぇみどり」
「渉さんの言うとおり。みどりもご飯食べたいでしょうから戻しなさい」
「そっか。はーい!」

暇さえあれば亀を出して今日あった事や思った事を語って聞かせている。
亀なんかに理解できているはずないのにと渉は呆れているけれど。
彼女はそんな事ないちゃんと分かってると反論する。
そんな風に姪の意識が亀にばかり行くのがツマラナイという風にも取れる。
ママの言葉にゴメンネと謝って亀を家に入れて部屋に戻しに上がっていった。

「あんなのの何がいいんだか」
「でもちゃんと投げ出さずに面倒を見てるのはいいことですね」
「昼間はユカりんが見てるんだろ?嫌じゃねえの」
「最初は結構戸惑ったんですけど。なんだか私も愛着が湧いてきました。見てると癒されてくるし」
「マジかよ」
「渉さんもみどりと遊んでみるともう少し優しくなれるかも」
「亀に優しくなってどーすんの。冗談じゃない」
「そうですか?いい子なのに」
「それより時間いいのか。おっさんと出かけるんだろ」
「メールをくれる事になってますから。あ。来たかな?」
「…いってらっしゃい」

渉は拗ねたような口調になってしまってちょっと申し訳ないなと思いながらも
司が下りてきて、夕飯の事を話してリビングから出る。お土産はアイスがいい!と言われて優しく頷く。
総司に何があったのか分からないけれど2人の時間を持ちたいと思ってくれたのだと百香里は思う。
ゆっくり2人で食事して語り合えたらどんなにいいだろう。彼に相談したいことがあったし。

「ユカリちゃん堪忍な。もっと早う言うておけばよかった」
「いいんです。総司さんも忙しいですよね。今日作った夕飯は明日食べればいいんだし。
司は真守さんや渉さんが居るから。安心して出かけられます」
「せっかく出てきたんやし買もんとかせえへん?」
「何か欲しいものがあるんですか?」

ただ食事をするのではなく買い物もするなんて珍しい。
よほど欲しいものがあって自分も一緒に居ないといけないとなるともしかして家でも見に行くとか?
だとしたらまだ心の準備が出来てないのだが。それ以前にだったら司も一緒のほうが良かったはず。
なんて想像を働かせハラハラする百香里。

「特に欲しいもんがあるんとちゃうけど。のんびり2人で買いもんもたまにはええやろ」

でも思惑はハズれただ普通に買い物がしたい様子。ホッとしたようなガッカリしたような。

「なんだ…、そうですね。たまにはいいかも」
「ユカリちゃんのもんも買いたいし」
「私のですか?」
「何がええかな。服かな。靴かな。カバンもええね」
「……」
「あれ。どないしたん?黙ってしもて」
「総司さんは何時も優しいですけど、でもこんないきなり言い出すなんて。もしかして浮気しました?
私そういうのされるよりはまだはっきり言ってもらったほうがいいです。許せないけど」

そういう事ですか?と怪訝そうな顔で総司を見る百香里。

「浮気てまた飛躍しすぎやろ。俺はただデートしたかっただけやし。信じて」
「…じゃあ、信じます」
「こんなユカリちゃんの事好きやのに。ほんまいけずな子やわ」
「ふふ」
「よっしゃ。もうフルコーディネートしたろ」
「え。フルって全部ですか」
「頭からつま先までや」
「いいですよ。あ。でも服は欲しいかも」
「よっしゃ。任せとき」

てっきり遠慮して嫌がるかと思ったのに。
やっと彼女も受け入れてくれたのだろうか。

「今度お義姉さんとランチに行くんです。司も連れて。その時の服を買いたいと思ってました」
「え。そうなん?俺それ聞いとったけ…」
「それを相談したかったんですけど中々タイミングが無くて。今言えてよかったです」
「ほな全身可愛くせななぁ」
「司じゃないんですから。そんな可愛くなくていいです」
「何言うてるんユカリちゃんは可愛い。めっさ可愛い」
「……信号青ですよ。ちゃんと前見てください」
「照れてる所も可愛いな」

昔から褒められるのは苦手。それを分かっているからか可愛いなと笑う総司に
ちょっと頬を赤らめ抗議する百香里。それもまた彼にとっては可愛いのだろう。
終始ご機嫌な顔をして車を走らせる。少し意地悪で困った旦那さまだ。
だけどこれくらいストレートに言われると不快感はない。ただ恥かしいだけで。

「何がいいかな。お腹空きましたよね」
「せやね。俺はユカリちゃんの好きなもんでええよ」
「私が運転できたら総司さんお酒飲めるのに」

繁華街近くのパーキングに車をとめて歩き出す2人。さりげなく手を繋ぐ。
いつの間にか空は暗くなっていて行き交う人たちも会社帰りのサラリーマンやOL
これから飲み会という風の学生たちにまだ家に帰る気はなさそうな女子高生たち。
豪華な装飾に誘われるように沢山ショップがあるけれど、
百香里の関心はそれよりもまずご飯。

「構んよ、酒はいつでも飲めるで」
「じゃあそこのお店。美味しそうな匂いがします」
「行こか」
「はい」

空腹には辛いくらい食欲を誘う香ばしいソースの香りに誘われてお好み屋に決定。
時間帯の所為か店は広いのに座席は埋まっておりカウンターに座って作ってもらう。
席について総司は上着を脱いで。百香里も髪の毛を束ねる。髪にソースが付かないように。
食べる気満々やねと総司に言われたので当然ですと返事するとちょっと笑われた。

「何や?あの兄ちゃんそんなイケメンか?あんなん何処にでもおりそうな坊主やんか」

不意に会話が途切れ、さりげなく百香里を見たら何やら嬉しそうな顔をして
お好み焼きを調理中の兄ちゃんを見ている。あんなにジッと男を見るなんて。
てっきり彼が気に入ったのかと思って嫉妬した総司。
でも彼女は笑って首を横にふる。

「お兄さんを見てたんじゃないです。ひっくり返すのを見てたんです。
この前司とおやつにホットケーキ作ったの思い出して」
「そうなん」
「あの子どうしてもひっくり返したいって言うから小さいのさせたんですけど。
上手なんですよ。絶対失敗すると思ったのに全部綺麗にひっくり返して。
仕舞いには私がしようと思ってた大きいのもしたいっていいだして」
「それも成功したん?」
「いえ。流石に大きいのは半分に分かれちゃいました。それが悔しかったみたいで。
渉さんや真守さんの分にするからもう1個作ってって言い出して聞かなくて。
ちょっと形は歪になっちゃったけど最後はちゃんと作り上げたんです。あの子」
「のんびりしてるように見えて案外負けず嫌いなんやね」
「単純だけどそれを見てあの子はきっと私にはない器用さとか才能があるんだって思っちゃって。
ただひっくり返すのが出来ただけなのに。ほんと、変な所で感動しちゃうんですね親って」
「俺もその場におりたかったなぁ。ビデオ構えて撮りたかった」
「今度作りましょう。絶対驚きますよ。ほんと上手なんですから」
「楽しみや」

自分でも思うくらい親バカな会話をしながら待っているとあっという間に注文した料理が来て。
熱い熱いと水を飲みながら美味しくいただく。今度家でもお好み焼きを焼こう。
その時もきっと司がひっくり返したいと言い出すのだろう。

「舌やけどした…痛い」
「ユカリちゃん一気にかき込みすぎや」
「お腹空いてる時に鉄板系はだめですね。総司さん上手に食べてましたけど」
「普通に食ってただけなんやけど。まあ、ええやん。買い物しよや」
「そうでしたね。すっかり忘れてました」
「我忘れて喰らいついてたもんなぁ」
「え?」
「まずは服やろ。あっち行こ」
「はい」

店を出ると再び手を繋いでショップが並ぶ通りへ移動。
繁華街でもハイソなブランド名が並ぶ所で右も左も店構えからして高価そう。
総司と以前来たのもこんな通りだった。百香里としては量販店の安い服でいいのに。
でも松前家の嫁がそんな安っぽい格好をするのは駄目なのだろうなとも思っている。
司の余所行きの服は金に糸目はつけない。けれど自分となるとやはり億劫になる。

「そら幾らなんでも小さいやろ」
「司にいいかなって」
「今日はユカリちゃんの服や。司はまた今度」

つい子ども服に目が行く。或いは総司の服。

「総司さん試着してみてもいいですか」
「ええよ。どんな服やろな」

何件目かの店でようやく百香里が中へ入りたがり試着までしたいという。
こんな珍しい事は無い。子ども服でも紳士服でもないから彼女自身のものだ。
どんな服を選んだのだろう。ドキドキしながら試着室の前で待つ総司。

「あんまり似合いませんねこういうの」
「ちょっとユカリちゃんには大人っぽいかなぁ」
「…どうせ子どもです」

不満げな声で言うと一瞬にしてドアが閉まる。
どうやら彼女の地雷を踏んだらしい。

「そういう意味で言うたんとちゃうから」
「いいですそういう意味で」
「ユカリちゃん」

ドアの向こうからは拗ねた彼女の声。

「見た目くらいはしっかりしたお母さんって見られたいんです。
それで、お義姉さんみたいな格好してみたんですけど。やっぱり私には無理でしたね」
「歳とか好みで合う合わへんはあるで。それにどんだけ見た目をしっかりさせても
本質ちゅうもんは言動で分かるもんや。ユカリちゃんはまだまだ若いけどしっかりしてる。
俺だけやないよ皆思ってる事や。やから、そう無理せんと好きなもん買い」
「……でも総司さん」

弟たちや千陽のように百香里ともちゃんと話をしてくれる相手ばかりではない。
中には見た目だけで判断される事もある。そんな時とても悔しくなる。
あんな若い子がどうして社長夫人なったのか。教養が無さそうとか。相応しくないとか。
若干被害妄想も入っているかもしれないが実際に声にして言われた事すらある。

「でもは無しや。大人しここ開けて顔みして」
「今は駄目です。着替え中なので」
「俺は構ん。むしろ開けて」
「絶対に嫌です」

こんな静かな店でイチャつくのはリスクがありすぎる。百香里は急いで着替えた。

「結局カバンだけか」
「嬉しい。買い物用に使ってたのがボロくなっちゃって」
「ユカリちゃんらしいな」

服は買わず使い買っての良さそうな大き目のカバンを1つ。それだけ。
総司に持ってもらい百香里はただ彼の開いた方の手を握っている。
満足な買い物が出来たようで嬉しそうに笑っている彼女を見ると
もっと色んなものを買ってやりたかった総司だがそれはそれで満足だ。

「楽しかったです。総司さんとこうして一緒に居られるのが嬉しい」
「それなんや」
「え?」

パーキングを目の前にして総司が立ち止まって。
百香里は不思議そうに彼を見上げる。

「俺はそんなつもりなかったけど何やかんや言うて忙しい。帰りも遅いし休みでも会社戻ったりする。
寂しい思いさせてる司には渉や真守がおる。最近は亀もおるでそっちに夢中で楽しそうや。
せやけどユカリちゃんはちゃう。ずっと俺の事待っててくれてるやんか」
「私も司たちと楽しくしてます」
「……そこは頷いて」
「はい。そうです。待ってます」
「司に嫌われたないって思ってたけど。そもそもユカリちゃんに愛想つかされたら意味ない。
家はユカリちゃんが居ってこそや。やからたまには2人でこうやってデートしよな」

総司の分析では最初の失敗は生活のすれ違いからきたものだ。そこから亀裂が生まれた。
前妻の心は未だに解明できない所もあるけれど。いつの間にか仕事を優先させてしまうのは
やはりあの父親の血なのだろうか。だけど二度目の失敗は許されない。
百香里は手放せない。彼女に見捨てられたらと思うと。

「……」

自分のそんな焦りを隠すため重たい話にしまいと彼なりに軽く言っているつもりなのだろう。
でも百香里は表情すらも黙ってしまって。何となく気まずい空気になっている。
彼女のドン引きとも取れる反応に焦ったのか総司は慌てて続ける。

「偉そうに言うてもなんも気の効いた事できんけど。そこはおっさんのする事やで多めにみてや」

自虐しやや無理をしながら笑ってみるがどうだろう。彼女の様子を伺う。

「私は総司さんと居られるならそれでいいです。それだけで幸せ」
「ユカリちゃん」

百香里はやっと笑ってくれた。

「総司さんがそんなに私を気にかけてくれるなんて。嬉しい」
「俺の大事な嫁さんや」

そう言って百香里の唇に軽いキスをした。

「帰りましょう。司にお土産も買いましたしね」
「アイスは分かるけど亀のエサやろ?もっとええもんあるんとちゃう」
「きっと喜びますよ。そろそろ切れるから」
「亀なあ」
「どうかしました?」
「行こか」


家に戻ると司はリビングで亀と遊んでいて。その様子を見ていた真守。
渉は自分の部屋に居るらしい。何時もは司と遊んでいるのは彼なのに。
亀とばかり遊ぶから面白くないんでしょうと真守は笑っていた。

「やっぱり食っとくべきやったやろか」

司はまだ亀と居るというので夫婦でお風呂。さっさと脱いでいく百香里に対し
何故か上半身だけ脱いだ状態のままとまっている総司。何かに悩んでいる様子。
ブツブツと何か言っている。百香里は全部脱ぎ終わってから声をかける。

「何をですか」
「なあユカリちゃん。今度2人でスッポンとか食いにいかへん」
「……」
「あ。ユカリちゃんもああいうの気持ち悪い?」
「…みどりが居るのによくそんな事言えますね。見損ないました」

百香里は冷めた視線を送りそのまま風呂へ向かう。

「え!?い、いや。待って。スッポンとみどりはちゃうやん。外国人と日本人くらいちゃうやん」
「でも同じ人間じゃないですか。酷い」
「そ、そうやけど。でも、ほら、俺も最近元気ないやん?アッチの方とかもさらに元気に」
「総司さんはちょっと元気ないくらいが丁度いいです」
「ユカリちゃん…」
「早く来てください。総司さん来ないと寂しい」
「すぐ行く」


つづく


2012/09/18